栄和化学工業株式会社
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開発体制





ゴム種の一般的性質

ゴム種の一般的性質

ゴムの特性は、配合によって変化するところから、下表は目安としての参考値である。


表1 ゴム種と特性 (◎:優 ○:良 □:可 △:劣 ×:不可)

天然ゴム
(NR)
イソプレンゴム
(IR)
スチレン・
ブタジエンゴム
(SBR)
エチレン・
プロピレンゴム
(EPM、EPDM)
クロロプレンゴム
(CR)
ニトリルゴム
(NBR)
加硫ゴム
機械的
特性
反発弾性
引裂強さ
耐摩耗性
耐屈曲亀裂性
加硫ゴム
物理特性
高温使用
限界(℃)
80 70 140 110 120
耐寒性(℃) -50~-70 -30~-60 -40~-60 -35~-55 -20~-40
耐オゾン性 × × ×
耐炎性 × × × △~×
耐ガス透過性
加硫ゴム
耐液性
ガソリン、軽油 × × ×
アルコール
動植物油
強酸
強アルカリ
主な用途 ・タイヤ
・履き物
・ゴムベルト
・防振タイヤ
・一般ゴムホース
・他
・電線被膜
・耐熱ベルト
・タイヤチューブ
・耐熱ホース
・窓枠
・ガスケット
・他
・電線被膜
・防振ゴム
・難燃ベルト
・接着剤
・塗料
・他
・耐油ホース
・パッキン
・オイルシール
・ロール
・他


表2 ゴム種と特性 (◎:優 ○:良 □:可 △:劣 ×:不可)

エピクロル
ヒドリンゴム
(CHR、CHC)
アクリルゴム
(ACM、ANM)
シリコーンゴム
(VMQ)
ふっ素ゴム
(FKM)
水素化
ニトリルゴム
(HNBR)
加硫ゴム
機械的
特性
反発弾性  
引裂強さ △~×
耐摩耗性 △~×
耐屈曲亀裂性 - ○~×
加硫ゴム
物理特性
高温使用
限界(℃)
130 160 230 230 140
耐寒性(℃) -20~-40 0~-30 -50~-70 -10~-30 -20~-40
耐オゾン性
耐炎性 ○~× △~×
耐ガス透過性 ×
加硫ゴム
耐液性
ガソリン、軽油 △~×
アルコール ×
動植物油
強酸 ×
強アルカリ ×
主な用途 ・耐油ホース
・タイヤのインナー
・オイルシール
・各種ロール
・他
・オイルシール
・その他高温
   耐油製品
・電機部品
・医療用
・耐熱耐寒用
・各種ロール
・他
・耐熱、薬品ホース
・パッキン
・ライニング
・電機部品
・オイルシール
・他
・耐熱、耐油ホース
・パッキン
・オイルシール
・他



当社の保有ゴム材料と使用温度

栄和化学工業の保有ゴム材料と使用温度

表3 栄和科学工業保有ゴム材料と使用温度

ゴム種 略 号 ゴム硬さ 常用使用温度 (℃) 耐熱限界温度(℃)
ニトリルゴム NBR 40~90 -35~100 120
水素化ニトリルゴム HNBR 60~90 -30~110 140
シリコーンゴム VMQ 30~80 -60~180 230
ふっ素ゴム FKM 60~90 -20~200 230
エチレン・プロピレンゴム EPDM 40~80 -40~120 140
クロロプレンゴム CR 60~80 -40~70 110
ブチルゴム IIR 40~80 -40~110 140
スチレン・ブタジエンゴム SBR 50 -50~80 100
ウレタンゴム UR 80 -30~70 100
天然ゴム NR 55 -40~65 80
<特殊材料>
塩化ビニル入りニトリルゴム PVC+NBR 70~90 -25~100 120
ブチルとニトリルゴムのブレンド IIR+NBR 50~80 -35~100 120